・通信講座や予備校を受講すべき?
なぜなら、勉強時間の確保が難しいなか文系の私でも独学で一発合格できたからです。
今回は電気工事士2種を独学で一発合格するための勉強時間や勉強方法について紹介しますので、
ぜひ一発合格の参考にしてください。
電気工事士2種の通信講座・予備校の料金
まずは通信講座や予備校の講座を受講した場合の料金相場を確認しましょう。
講座名 | 料金 | 備考 |
アガルートアカデミー | 21,780円~27,280円(税込) | 筆記試験のみ |
JTEX | 29,700 円(税込)~31,900 円 | 筆記試験のみ |
ユーキャン | 63,000円(税込) | 技能試験も含む |
TAC | 61,000円(税込) | 技能試験含む。 |
キャリカレ | 62,800円(税込) | 技能両試験含む。※不合格の場合、全額返金 |
筆記試験を独学で合格できれば、これらの金額はかけずに済むので、お金を節約できます。
電気工事士2種は独学で必要な勉強時間
電気工事士2種を独学で合格するために必要な勉強時間ですが、ネット情報の情報では3か月で120時間~150時間が目安となっています。
出張や休日出勤などで勉強時間を確保できなかったのですが一発合格することができました。
ここからは私が実際にやった筆記試験の勉強法について紹介します。
電気工事士2種を独学なら過去問が最強
電気工事士2種を独学で勉強するなら過去問が最強です。
むしろ過去問以外のテキストは不要といえます。
電気工事士2種の筆記試験はマークシート方式で4つの選択肢から1つ選ぶ試験になっています。
そのため、過去問を徹底的に繰り返すことで合格ライン到達することができます。
過去問はいくつか出版社から販売されていますが、技術評論社から出ている「第二種電気工事士試験 学科試験 過去問題集 佐藤 共史 (著)」
が一番おススメです。
私もこれ1冊で合格できましたし、過去問を徹底的に繰り返すなら正直、他のテキストを読む時間はありません。
通信講座などを受講すると何冊もテキストを購入することになりますが、そうしないと儲からないからです。
これ1冊で十分です!
独学合格者の共通点
なぜ過去問が最強なのか?
おそらく一般的な試験勉強の流れとしては、
ですが、
どのような形で出題されるのかをあらかじめ知らないと覚えた知識で正解するのが難しいです。
テキストから入るとせっかく覚えても試験に出題されない部分にも学習時間を割くことになってしまいます。
逆に、過去問から入ると、出題傾向をつかめるため、必要最低限の勉強時間で済むのです。
テキストを読む必要があるのは、過去問の解説を読んでも理解できない時ぐらいですね。
メモ
過去問の使い方6選
第二種電気工事士試験は50満点中30点が、筆記試験の合格ラインと言われています。
そのため、全部をまんべんなく勉強する必要はなく、得点を稼ぎやすい暗記部分を優先的にやるのが重要です。
過去問の使い方6選・第1問~第5問の計算問題は捨てる。
・問題は解かずにいきなり解説を読む。
・複線図は捨てない。
・直近5年分(上期・下期の計10回分)を5周する
・過去問に直接書き込む
・同じ問題は3日連続やる
第1問~第5問の計算問題は捨てる
第二種電気工事の筆記試験の第1問~第5問は計算問題が出題されることが多いです。
全問題の中でも、最初の5問は難易度が高めで、解くのに時間がかかるため、最初から捨てた方がいいです。
過去問を最初から勉強しようとしてつまずく人も多いみたいですね。
合格者に聞くとほとんどの人が第1問~第5問を捨てています。
問題は解かずにいきなり解説を読む
知識がない状態で問題を解くのは時間のムダです。
問題を読んだら暗記と割り切って、いきなり解説を読んで覚えてしまった方が効率的です。
あと、間違いの選択肢についてはなぜ間違いなのか、ボールペンで直接書き込んでおきましょう。
これをするだけで記憶の定着がかなりよくなります。
複線図は捨てはいけない
複線図を苦手にしている人は多いですが、後半の問題は複線図をかけないと正解できない問題がいくつか出てきます。
また技能試験は複線図を理解していないと合格が難しいです。
過去問集にも複線図の書き方の解説があるので、基本的な複線図を何度も練習しておきましょう。
直近5年分(上期・下期の計10回分)を5周する
「第二種電気工事士試験 学科試験 過去問題集 佐藤 共史 (著)」には10年分の過去問が掲載されていますが、勉強するのは直近5年分で十分です。
その代わり5年分(10回分)は5周して、計算問題以外は理解できるようにしておきましょう。
過去問に直接書き込む
過去問を解いて気づいたことはノートに書くのではなく、過去問の余白に直接書き込んだ方がいいです。
理由としてはノートにまとめる時間がもったいないのと、問題と自分の気づきはセットで覚えた方が理解しやすくなります。
ノートを使うのは複線図を書く練習ぐらいですね。
同じ問題は3日連続やる
ここは超重要なので、何度も繰り返しますが、同じ問題は3日連続やりましょう。
はじめのうちは一日30分の勉強で、解説まで読み込んで5問程度でしょう。
なかなか先に進まず焦りそうになりますが、はじめは先に進むよりも反復を優先した方がいいです。
1日目(第6問~10問)
↓
2日目(第6問~12問)
↓
3日目(第6問~14問)
↓
4日目(第11問~16問)
エビングハウスによる実験
ひたすら過去問を繰りかえす
過去問5年分を1周したら、あとは可能な限り、ひたすら反復していました。
1周したら、他のテキストに手を出したり、アプリの問題集などに手を出したくなりますが、必要ありません。
ひたすら、過去問を反復しましょう。
勉強におススメの時間帯
勉強におススメの時間帯は朝目が覚めてから、午前十時ぐらいまでと言われています。
朝目が覚めてすぐは、雑念が少なく勉強に集中しやすいです。
ただし、脳はまだ完全に起きていないので、新しい問題に取り組むよりは前日やった問題の復習に充てるのが効果的です。
まとめ
今回は電気工事士2種を独学で合格するための勉強時間や勉強方法を紹介しました。
筆記試験は独学でも十分合格可能な難易度であり、過去問を徹底的に反復することが重要です。
技能試験については、別で対策が必要なのでこちらで紹介しております。
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