技能試験(実技)

電気工事士2種(技能試験)工具を安く揃えるときの5つの注意点


第二種電気工事士技能試験では工具を持参する必要があります。

筆記試験合格したのにも関わらず、工具代練習用材料のお金を捻出できずに技能試験をあきらめる人が一定数いるようです。

電気工事士に合格すれば、手当がついたり、転職の幅が広がるなどメリットが大きいので、工具代であきらめるのは非常にもったいないです。

そこで今回は第二種電気工事士技能試験の工具を安く揃えるときの5つの注意点を紹介します。

第二種電気工事士の技能試験の指定工具

指定工具は以下の6種類です

指定工具

リングスリーブ用圧着工具(JIS C 9711:1982・1990・1997 適合品)
ペンチ
ウォータポンププライヤ
ナイフ
ドライバ(プラス、マイナス)
スケール

ただし技能試験では、指定工具以外の工具も使用することができます(電動工具などを除く。詳細は電気技術者試験センターの受験案内を参照)。

指定工具以外で重要な工具は、ワイヤーストリッパーです。

指定工具ではありませんが、電気工事士試験を合格するためには必須といえます。

電工2種試験の安い工具セット

第二種電気工事士技能試験用の工具で最も安いのはツノダの工具セットです。

順位 商品名 値段
1位 ツノダ 電気工事士技能試験工具セット 9点セット TS-E01S 10,141円
2位 ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セットDK-28 12,900円
3位 マーベル(MARVEL) MDKS-7VA 13,191円

ただし、個人的にはホーザンの工具セットDK-28がおススメです。

理由としては、

・多くの販売実績がある
・多くの技能試験対策の教材や動画でホーザンの工具を使用している
・小さくて軽いので狭いスペースでも作業しやすい

などです。

私もホーザン以外の工具を使って練習しましたが、特にVVFストリッパーはホーザンが使いやすかったです。

ホーザンの工具セットはホーザンの公式サイトまたAmazonなどで販売していますが、Amazonが最安なので、Amazonで購入するようにしましょう。

Amazonで確認する

注意点1:ホームセンターの方が安い?

「電気工事士2種(実技)試験の練習材料をホームセンターで購入してはいけない理由」でも書きましたが、ホームセンターで個別に揃えるよりもよりもAmazonなどのネットで工具セットを購入した方が安いです。

詳しくは↓の記事を参考にしてくださいね。

注意点2:中古の工具セットは要注意

メルカリなどのフリマアプリでは第二種電気工事士試験を終えた受験者が使わなくなった工具を出品していますので、新品を購入するよりは安く抑えることができます。

ただ、注意点としてVVFストリッパーなどケーブルの切断に使用する工具は刃がダメになっていたりするので、個人的には新品をおススメします。

理由としてはケーブルを傷めたり、被覆にキズが付くと欠陥で不合格になる可能性があるからです。

シン@独学マスター
シン@独学マスター
フリマアプリに出品されている工具は状態がわかりづらく、なるべく新品を購入した方がいいです。

注意点3:友人や同僚から借りる

技能試験でしか工具を使わないのであれば技能試験を先に合格した友人や同僚から工具を借りるのもあり?
受験者
受験者

借りた工具が古い場合は欠陥になるリスクもありますし、工具を破損してしまった場合は、買って返す必要があるので、高くつく場合もあります。

シン@独学マスター
シン@独学マスター
それなら新品の工具を購入した方が不合格のリスクを避けることができます。

注意点4:初心者は工具を安さで選ばない

これまでほとんど工具を使ったことがない方や、技能試験の受験が初めての方は安さで工具を選ぶのを避けた方がいいです。

安さで選んだあまり、試験で必要な機能が備わっていない、使いにくいなど、結局買い直して出費が高くつきます。

シン@独学マスター
シン@独学マスター
初心者は技能試験対策用の工具セットを選ぶべきです。

注意点5:工具が古い場合は買い替える

すでに工具を持っている場合でも、錆びたり、刃の切れ味が悪い場合は買い替えた方が無難です。

もったいない気がする。。。
受験者
受験者

試験本番で工具が破損した場合、工具の貸し出しは行ってないため、その時点で不合格になる可能性があります。

シン@独学マスター
シン@独学マスター
受験代と練習した時間がムダになることを考えれば、工具の買い換えは安いと思います。

練習用材料はレンタルが安い

新品で揃えたいなら「電工石火シリーズ」が業界最安でおススメですが、レンタルにすることでさらに安く揃えることができます。

練習用材料のレンタルなら「準備万端シリーズ」がおススメ。

詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

電気工事士技能試験は工具が合否を決める

シン@独学マスター
シン@独学マスター
大げさかもしれませんが、技能試験は工具が合否を決めると言っても過言ではありません。

第二種電気工事士技能試験は制限時間が40分とかなり短く、工具を持ち替えたり、何度もやり直す時間がありません。

そのため、技能試験に特化した工具セットを選んだ方が合格の確率が高くなります。

まとめ

今回は電気工事士2種(技能試験)工具を安く揃えるときの5つの注意点を紹介しました。

安く抑えることも大切ですが、試験を一発合格できるよう、使用しやすい物を選ぶことが重要だと思います。

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シン@独学マスター

40代文系素人が第二種電気工事士試験を独学で一発合格した勉強法を紹介!/国立大学を独学で合格/国家公務員試験を独学で合格/第二種電気工事士を独学で合格

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